外壁リフォームで憧れの輸入住宅のような家に!上から張るだけカバー工法でおしゃれに変身した事例も紹介

外壁リフォームで、憧れの輸入住宅のようなおしゃれな家に変身させることができます。カバー工法なら今ある外壁の上から張るだけ。今回は、輸入住宅のような雰囲気を出すコツ、北米の住宅の事例や、樹脂サイディングを使ったリフォーム事例をご紹介します。

輸入住宅の外観デザインの特徴、北米スタイルは横張りのサイディングが特徴的

住宅街を歩いていると、パッと目を引くのが輸入住宅です。輸入住宅とは、「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅(※輸入住宅協議会による)」のこと。

美しい色使いや装飾、流行に左右されないオーソドックスなデザイン、まるで海外の街並みで見るようなそのたたずまいに、いつかは我が家もと憧れている人も多いことでしょう。

日本で見ることが多い輸入住宅は、大きく分けて、ヨーロッパスタイルと北米スタイルの2種類です。例えばヨーロッパスタイルで人気の北欧系は、シンプルでシャープなデザイン、厳しい自然の中に映えるかわいらしさがあります。

外壁リフォームで憧れの輸入住宅のような家に!上から張るだけカバー工法でおしゃれに変身した事例も紹介

アメリカのケープコッド様式の住宅の事例。こちらの事例の外壁は、樹脂サイディングを使用しています。

北米スタイルは、元々はヨーロッパからアメリカに伝わったものです。いろいろな時代や国のエッセンスを取り込んでオリジナルに昇華させたもので、様々な様式が存在します。

北米スタイルに共通しているのは華やかさと重厚感、そして外壁は横張りのサイディングが多いのが特徴です。例えばこちらは、北米のケープコッド様式と呼ばれる住宅の事例です。伝統的な下見板張りデザインのサイディング(ラップサイディング)、明るい中間色の色調、大きな切妻屋根に左右対称の窓が取り付けられています。

外壁は時代によって木やレンガ、石材なども使われてきましたが、現在では機能性とデザイン性の両方を兼ね備えた樹脂サイディングを使用するケースが多くなっています。

一気に雰囲気アップ!外壁リフォームで輸入住宅のようなおしゃれな雰囲気を出すコツ

外壁リフォームで輸入住宅のようなテイストにしたい場合は、外壁材選びと窓のデザインがポイントです。今回は、北米の住宅を例にリフォームのコツをご紹介しましょう。

外壁リフォームで憧れの輸入住宅のような家に!上から張るだけカバー工法でおしゃれに変身した事例も紹介

北米の住宅の外壁の写真です。ラップサイディングの外壁が特徴的です。

まずは外壁材の選び方からご紹介しましょう。こちらは北米の住宅の事例です。ラップサイディングの外壁が目を引きます。これはアメリカンスタイルの住宅の定番とも言える外壁材です。

横浜や神戸、長崎などでも、古い洋館にこのような外壁デザインの家がよく見られます。古い時代では、天然の木材が使われ、その上にカラフルな塗装をしていましたが、劣化が早くメンテナンスが大変なため、現在ではサイディングを使用するケースが多くなっています。

中でも樹脂サイディングは北米で最もポピュラーな外壁材で、今ある外壁の上から重ねて張ることができる「カバー工法」で工事ができるため、リフォームでも使いやすくなっています。

樹脂サイディングは本場アメリカの製品なので、まさに輸入住宅のイメージに。色やデザインは各種揃っていますので、イメージに合わせて選びましょう。

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美しい色合いの外壁に、白い太い窓枠が特徴的です。
コーナー部分にも白いラインを入れることでデザインを引き立てています。

こちらも北米の住宅の外観の事例です。落ち着きのある美しい色のラップサイディングに白い窓枠が美しく映えています。

この太い窓枠はモール材と呼ばれる飾り縁で、これもアメリカンスタイルの住宅の大きな特徴のひとつです。またこの事例ではコーナー部分にも白い枠を取り付けることで、フォルムにメリハリを持たせ、外壁の色の美しさをさらに際立たせています。

このような白いライン使いはまさに輸入住宅ならでは。飾り縁は外壁リフォームの際に一緒に工事ができ、取り付けることで一気に雰囲気がアップします。

気になるのが雨戸の存在です。輸入住宅には基本的には雨戸が無いため、日本の気候に合わせて雨戸を残したままにしておくと、雰囲気が損なわれてしまうことも。

そんな時のお勧めはシャッターです。最近の新築住宅では、雨戸を取り付ける家は減り、シャッターを取り付ける家が多くなっています。イマドキのシャッターはボックスがスマートで、雨戸からシャッターへの取り換え工事も簡単にできるようになっています。開閉もラクになりますので、外壁リフォームの時に一緒に変更するのもいいでしょう。

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北米の住宅の玄関まわりの写真です。
玄関ドアはクラシカルなデザインが似合います。照明にもこだわりましょう。

玄関まわりのデザインにもこだわることで、輸入住宅の華やかさが演出できます。玄関ドアや照明器具はクラシカルなデザインが似合います。

他にも、壁飾りなどで外観のデコレーションをするのも輸入住宅のテイストならでは。外壁材にどんな色を選ぼうか、壁飾りはどんなデザインがいいか、考えるだけでも幸せな気持ちになれそうです。

本場アメリカの樹脂サイディングを使用、カバー工法で変身した日本でのリフォーム事例

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リフォーム前。クリーム色のモルタルの外壁です。

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リフォーム後。モルタルの外壁の上からカバー工法でリフォーム。アメリカ製の樹脂サイディングを使用。
赤い外壁とコーナー部の白いラインとのコントラストが美しい
(写真提供/ハイテックホームズ

こちらは、クリーム色のモルタルの外壁の上から、ラップサイディングを張るカバー工法でリフォームをした事例です。

サイディングはアメリカ製の樹脂サイディングを使用。落ち着きと品の良さを感じさせる赤色と、コーナー部の白い飾り縁との美しいコントラストが、異国情緒を感じさせてくれます。

赤い色の外壁というとかなり冒険するイメージがありますが、こんな風に色味と素材をしっかり選べば、個性的でありながらシックに仕上げることができます。これなら日本の街並みにもよく似合いますね。

また樹脂サイディングは汚れに強く、色あせが少ないので、この美しい色合いが長く続くのがいいですね。外壁リフォームによって、まるで生まれ変わったような華のある住まいになりました。

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カバー工法で外壁リフォームを実施した住まい。
こちらもアメリカ製のサイディング材を使用、コーナー部のラインが華やか
(写真提供/ハイテックホームズ

こちらも本場アメリカ製のラップサイディングを使って、カバー工法でリフォームした事例です。

日本ではなかなか見られない色使いがおしゃれで、目を引きます。この外壁の色は樹脂サイディングの中でも人気のカラー、シャムロックです。シャムロックとは、クローバーのように葉が3枚に分かれている草のこと。色の名前の由来を聞くだけでも、何だか特別な気持ちになりますね。

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人気カラーのシャムロックは個性的でありながら落ち着いた色合いが魅力。高級感があります。
(写真提供/ハイテックホームズ

外壁リフォームは我が家を美しく変身させるチャンスです。カバー工法を使えば、このように輸入住宅のようなテイストを持つデザインへリフォームすることが可能です。ポイントを押さえて、さらにおしゃれでステキな我が家にしてくださいね。

シンプルで洗練された北欧スタイルの家にリフォームするコツと事例写真は下記でご紹介していますので、ご覧になってみてください。

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2020.03.27

 

著者プロフィール

外壁リフォームで憧れの輸入住宅のような家に!上から張るだけカバー工法でおしゃれに変身した事例も紹介

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中