樹脂サイディングは、機能は優れているけれどデザインが少ないのがデメリット?実は、定番のラップサイディング調以外にも木目模様を美しく再現したデザインなどもあり、使い方次第でモダンやナチュラルな家の外観を更にセンスアップすることができます。今回は、樹脂サイディング「ゼオンサイディング®」の上手な使い方と、おしゃれな施工事例をご紹介します。
目次
樹脂サイディングの定番デザインはラップサイディング調
樹脂サイディングの定番デザインといえば「ラップサイディング調」です。ラップサイディングとは、横長の板を張り上げていくスタイルのことで、重なり合うことで生まれる陰影が印象的で、アメリカンスタイルの家には欠かせないものです。
樹脂サイディングというと、まずはこのラップサイディング調のデザインをイメージする人が多いのでは?それ故、単調な感じがする、色のバリエーションが少ない、使いこなすのが難しそう、アメリカンな雰囲気にイメージが固定されてしまうのでは?といったことをデメリットに感じることもあるようです。
実は、樹脂サイディングには一般的にイメージされるよこ張りだけでなく、シンプルなたて張りや、ナチュラルな木目デザインの製品があります。実はこれらもラップサイディングに含まれるもの。
ゼオンサイディング®の木目に関していえばなんと72種類で構成されており、まるで本物の木のような風合いでありながら高耐久。北米生まれの樹脂サイディングは、厳しい気候に耐えつつ、おしゃれな外観デザインを作る合理的な外装材として、北米ではとてもポピュラーな存在となっています。
ゼオンサイディング®に関してはよこ張りタイプだけでも16色が用意されています。その色合いも輸入材ならではの美しいニュアンスがあり、どれを選んでも他にはない個性と存在感を発揮してくれます。
世界中で愛されている外装デザインですから、上手に使えばモダンや北欧風、ナチュラルスタイルなど様々なデザインの家をもっとおしゃれにグレードアップ!
更に樹脂サイディングなら、凍害や塩害に強く、再塗装が不要で、この美しい色合いが長持ちします。今回ご紹介する、樹脂サイディング「ゼオンサイディング®」は、わが家ならではの個性を感じさせるおしゃれな外観にしつつ、メンテナンスはラクにしたい人に向いている外装材といえるでしょう。
一般的な外装材では出せない立体感!
アメリカンハウスのリフォーム事例
まずは樹脂サイディングの定番、ラップサイディングの施工事例からご紹介しましょう。上の写真は築40年の和風住宅をおしゃれなアメリカンハウスにリフォームした事例です。
よく見ると家の形はほとんど変わっていませんが、純和風からアメリカンに大変身!ポイントは外壁と屋根材にあります。
外壁はモルタル仕上げから樹脂製の「ゼオンサイディング®」へ。アメリカンハウスにはラップサイディング調のデザインとウッドデッキが欠かせません。屋根は、和瓦からアスファルトシングルへと変わっています。
ゼオンサイディング®には一般的なサイディング材ではなかなか出すことができない立体感があります。この美しい陰影と豊かな表情は、まるで輸入住宅のよう。
白以外にも、レッドウッド、ココア、シャムロック、ヘリテイジブルー、アイアンストーン、ペプルグレー、サンド、ヴィンテージクリーム、マリンブルーやウェッジウッドなど、どれも深みのある住まいとしての品格を感じさせる色が揃っています。
わが家ならではの色を見つけて、他には無い個性と存在感のある自慢のわが家を目指しましょう。
ナチュラルな雰囲気や北欧調の家をセンスアップ!
たて張りを使いこなした事例
樹脂製のサイディング「ゼオンサイディング®」にはたて張りもありますので、上手に使いこなせばデザインのバリエーションが一気に増えます。
たて張りはどこか素朴さを感じさせるナチュラルなイメージ。ラップサイディングよりもシンプルな印象があり、今人気の北欧スタイルの家によく似合います。
ただの白い壁では物足りない、さりげなくおしゃれな雰囲気にしたいという方もいらっしゃることでしょう。そんな時こそ使いたいのがこのたて張りです。
ゼオンサイディング®のたて張りのカラーバリエーションは、人気のハーフトーンカラーが中心。カラーコディネートがしやすく、どれを選んでも上品で優しい雰囲気の外観デザインが作れます。
木目模様を忠実に再現したデザインも!
豪華で邸宅感のある事例
ゼオンサイディング®は横張り、たて張りの他にリアルな木目柄もあります。ゼオンサイディング®のGRAYNE®(グレイン)は、本物の木の断面を忠実に再現したデザインの外装材で、豪華で邸宅感のある外観デザインが作れます。
こういった木目デザインはリアルさが大事なポイント。GRAYNE®(グレイン)は72種類の異なる木目模様、8通りのパネル形状で木目を忠実に再現しています。
カラーバリエーションは6種類で、それぞれ色味が異なります。これは経年による色の変化を再現したもの。
木の外壁材は経年変化でシルバーグレーへと美しく変化をしていきます。その変化を手軽に楽しめるよう、経過年数で得られる色味を好みによって最初から選べるようになっているというわけです。
日本の住宅は古来、木を使って建てられてきました。木は日本人にとっても、なじみ深い素材。そこに手間なく美しい家を維持したい、という北米ならではの合理性を加えたのが木目模様を忠実に再現したグレインというわけです。
外壁に天然の木を使いたいけれどもメンテナンスが不安、更に豪華で存在感のある家づくりをしたいという方にぴったりの外装材といえるでしょう。
シンプルな家に華やかさをプラス!
立体感のある個性的なデザイン事例
樹脂サイディングは、アメリカンや北欧など輸入住宅風の外観デザイン向けというイメージがありますが、シンプルな家にこそ使って欲しい外装材でもあります。
シンプルモダンの家の悩みで多いのが外壁材選び。モルタルだとお手入れが不安、のっぺりとしたイメージになってしまいそう。かといって一般的なサイディングだと平凡になるのではという不安も。
そんな時は、立体感のある樹脂サイディングを上手に使って華やかな雰囲気をプラスすることで、コンテンポラリーな雰囲気が漂う、ひと味違う外観デザインにできます。
シンプルだからこそデザイン選びイメージが大きく変わります。樹脂サイディングならより華やかに豪華に、そしてお手入れはラクに。ゼオンサイディング®は日本でこだわりの家づくりをしたい人や、高耐久な家が求められる北海道を中心に広がっています。
樹脂サイディングは北米ではポピュラーな外装材です。ゼオンサイディング®なら使い方次第で、さまざまな外観デザインを作ることができます。上手に選んで、わが家を一層素敵に装ってみてくださいね。