くすんでなんかいられない!輝くような我が家、新築時の感動がよみがえる外壁リフォームのアイデア

新築時はあんなにステキに見えたのに、築年数が経つとどうしてもくすんだ印象がぬぐえない我が家。古い家だから仕方ないとあきらめていませんか?外壁リフォームの際のちょっとした工夫で、輝くような我が家を取り戻せます。

愛しい我が家を改めて見上げた時、あなたは何を思う?

くすんでなんかいられない!輝くような我が家、新築時の感動がよみがえる外壁リフォームのアイデア

家を持つことは人生の一大事業です。
真新しい我が家の前に立った時、喜びと誇らしい気持ちでいっぱいになったことでしょう。

建ったばかりの真新しい我が家を見上げた時、皆さんはどんな気持ちだったか覚えていますか?家を買う、建てるのは人生の一大事業。汗と涙の結晶です。土地選び、建築会社選び、構造、間取り、設備建材選び、資金計画と長い苦労があります。

そして苦労のかいあって手に入れた愛しい我が家。どこもかしこもピカピカで、デザインも当時は最先端。ご近所のどの家よりも新しくておしゃれで、喜びと誇らしい気持ちでいっぱいになったことでしょう。

それから年月が経ち、ピカピカだった家もだんだんと古さを感じるようになってきました。もちろん我が家への愛しさは変わってはいません。でもどうしても新築の家と比べるとくすんだ感じがするので、ちょっと残念な気持ちになってしまう人も少なくありません。

街を歩いていると新築の家はすぐに目に留まります。リフォームしたての家であっても、新築とはどこかが違います。では古い家と新しい家の違いはどこにあるのでしょうか。

まずはデザイン。家のデザインにも流行があり、カタチを見ると建てた時代が分かります。しかしそうは言っても現在は家も人と同じく多様性の時代。レトロなデザインが新鮮に見えるなど、昔のデザインだからと言って、古びたイメージになるとは限りません。

ではどこで違いが出るのでしょうか。実はその秘密は外壁にあります。

くすんだ外壁を脱ぎ捨てて、新築時の繊細さを取り戻す

くすんでなんかいられない!輝くような我が家、新築時の感動がよみがえる外壁リフォームのアイデア

ファンデーションを塗り重ねていくとなんだか厚ぼったく、くすんだ印象になります。
外壁もお肌と同じなのです。

家の前に立った時、目に入りやすいのは面積が大きな外壁です。この外壁の状態がよくないと、どうしても古ぼけたくすんだ印象が強まります。

外壁がモルタル+塗装仕上げの場合、おおよそ10年おきに塗り替えている家が多いと思います。その際の一般的な工事方法は、古くなった外壁の上にローラーで塗料を塗り重ねていくというものですが、回数を重ねるごとにあつぼったさを感じるようになります。

新築当時は繊細な素材感や立体感が感じられた外壁も何度も塗り重ねていくうちに、のっぺりとした平坦な印象になります。優れた技術によってリアルな素材感を持った石目やレンガを模したサイディングも同じです。塗り重ねることで元の表情は消えていきます。

新築の家の外壁は表情が豊かで、繊細な美しさがあります。我が家をいつまでも美しく輝かせ続けるコツは、外壁のリフォームの際に、新築のようなフレッシュさを取り戻すこと!新しいコートに着替えるように、外壁も着替えて生まれ変わらせてあげましょう。

上からコートを羽織るように、手軽に我が家に輝きを取り戻す

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カバー工法によるサイディングのリフォームなら今ある外壁の上から張り付けるだけ。
思うより手軽に新築のような繊細な表情を生み出すことができます。

例えば、今ある外壁の上から新たに吹付けを行う方法があります。吹付け材の中には、細かい天然石を吹き付けたように仕上がるものもあり、多彩な色模様と細やかな立体感が演出できます。

ローラーで塗るタイプの塗料の中にも、吹付けに見えるよう粒々が含まれているものもあります。しかしやはり本物の吹付けにはかないませんので、選ぶ際には、大きめのサンプルでしっかりと確認する必要があります。

外壁をまるごとリフレッシュしたい場合は、カバー工法のサイディングを使ってリフォームをするといいでしょう。カバー工法なら今ある外壁の上からサイディングを張って仕上げるので、例えていうなら、最新のデザインと性能を持ったコートを羽織るようなもの。思うより手軽に我が家に輝きを取り戻すことができます。

ちょっと冒険してより美しい我が家へ、新築時の感動をもう一度味わう

くすんでなんかいられない!輝くような我が家、新築時の感動がよみがえる外壁リフォームのアイデア

日本の家にも良く似合うおしゃれ度の高い樹脂サイディングの家。
やっぱり我が家が一番ステキ!と思えるリフォームを目指して頂ければと思います。

カバー工法でサイディングを張る場合は、サイディング選びにもこだわりましょう。サイディングには様々な種類があり、選び方によってデザイン性、メンテナンス性、費用が異なります。コストパフォーマンスやお手入れの楽さを考慮するのは当然のこととして、今回はリフォームならではの選び方をご紹介しましょう。

新築時、外壁材はもとより内装や設備選びの際には、冒険を避ける傾向があります。やはり初めての家づくりでは失敗はしたくないもの。もっと自分らしい家づくりがしたい、素敵にしたいと思っていても、飽きがこないもの平均的なものを選びがちです。そのせいで、何となく物足りなさを感じている人も少なくありません。

リフォームを成功させた人たちがよく口にするのが「新築の時はできなかった、リフォームだからこそできた」という言葉です。新築時には選びきれなかった思い切った色柄の壁紙やキッチンの扉、華やかで美しい色のサイディングなど、リフォームだからこそ選ぶことができ、本当に満足いく家づくりができたと言うのです。

例えば上の写真は、アメリカで圧倒的なシェアを誇る「樹脂サイディング」が貼られた家の写真です。樹脂サイディングは軽く丈夫で美しい発色が特徴で、ひと味違う外壁のデザインが実現できます。また塩害に強く、色あせにも強いため再塗装は不要、この美しさが長く続くのが嬉しいところです。樹脂サイディングももちろんカバー工法でOK。ほんの少しの冒険で、改めて理想の我が家に出会えます。

我が家は他のどの家よりもステキでありたい、外壁リフォームはそんな我が家の誇りを取り戻すチャンスかもしれません。様々な工夫で新築時のあの幸せな感動を味わって頂ければと思います。

 

著者プロフィール

くすんでなんかいられない!輝くような我が家、新築時の感動がよみがえる外壁リフォームのアイデア

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中