外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うリゾートな家
外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うリゾートな家

湘南風スタイルの家は、マリンスポーツ好きだけでなく、青空の下で明るくのびのびと暮らしたい人、アウトドア好きな人にもぴったりな住まいになります。今回は、外壁リフォームで湘南風スタイルの外観を作るコツと、おしゃれな事例写真をご紹介します。

湘南風スタイルの家はリゾート感満載!海が似合うアメリカンな外観

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

日本のリゾートスタイルとも言える湘南風スタイルの家は、アウトドア好きな人にぴったりのデザイン。
ウッドデッキとの相性も抜群です。

湘南ビーチとは神奈川県の茅ケ崎や大磯などを中心とした海岸沿いのこと。古くは加山雄三さんや石原裕次郎さんなど、海が似合う芸能人たちの姿がよく見られました。またサザンオールスターズや湘南の風などのゆかりの地としても有名です。

湘南はサーフィンやヨットなどマリンスポーツが盛んで、海沿いの道路にはおしゃれなサーフショップやカフェ、家並みが続いています。

そんなおしゃれな湘南の地で生まれたのが、湘南風スタイルの家です。イメージは青空と海に映える明るく開放的な住まいで、カリフォルニアスタイルのテイストを受け継いだ、まさに日本のリゾートハウスといった感じです。

外観の特徴は、日本の家ではあまり見ない青色や黄色が上手に使われていること。また、ナチュラルな素材を組み合わせて使うのもポイントです。美しい色合いの外壁と、無垢の木の玄関ドアをコーディネートしたり、家の周囲を木製のフェンスで囲ったり。ウッドデッキが良く似合い、そこで食事をしたり、ハンモックでゆらゆら揺られたり、リゾートにいるような暮らしができます。

インテリアは、無垢の木の床に白い板壁、ヌメ革のソファーにデニムのクッションなど、解放的でナチュラルなテイストでまとめられ、間取りは外から帰ってすぐにシャワーが浴びられるようにシャワーブースが独立していたり、サーフボード専用の置き場があったりと、アウトドアやマリンスポーツが好きな人には夢のような空間です。そんな湘南風スタイルの家を外壁リフォームで作ってみませんか?湘南風スタイルの家は、我が家でリゾート感を味わいたい人、周囲とちょっと差をつけて個性的な外観にしたい人にぴったりなデザインです。

それでは湘南風スタイルにする外壁リフォームのポイントをご紹介しましょう。

外壁リフォームで湘南風スタイルの外観を作るコツ、青空に映える外壁カラーと白い窓枠

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

湘南風スタイルの基本の色使いはマリンカラーに白い窓枠、そしてナチュラルな素材との組み合わせです。
青い空や海に映える美しい住まいになります。

湘南風スタイルの外観デザインの特徴は、アメリカンな雰囲気の板張りの外壁にあります。横張りにされた板はそのままナチュラルな素地仕上げ、もしくはカラフルなペイント仕上げで着色されています。

お手本はカリフォルニアスタイルです。湘南の文化はアメリカ西海岸と共通点が多く、建物のデザインにも似ているところがたくさんあります。

外壁の色は青い空や海に映えるマリンカラー、つまりブルー系、白、そしてイエロー系です。ひと口にブルー系と言っても、鮮やかなスカイブルーもあれば、くすんだ青、濃い青、淡い水色、エメラルドブルーまで様々なバリエーションがあり、イエロー系も同じくはっきりとした黄色から優しいクリーム色まで幅広くあります。色選びにこだわって、我が家だけの個性を出しましょう。

また湘南風スタイルのポイントは、白い窓枠とナチュラルな木製品を組み合わせるところにあり、海際の癒しのリゾートをイメージしたデザインが特徴です。

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

樹脂製のラップサイディングは北米で多く使われている外壁材です。
色やデザインもアメリカンな雰囲気のものが揃っています。
(写真提供/Royal Building Products)

塩害に強く、耐久性とデザイン性に優れた外壁材を使うのが成功のコツ

外壁リフォームで湘南風スタイルにする際の注意点がひとつあります。このような美しい色合いは、外壁材の種類によっては、色褪せや汚れが目立ちやすいため、美しさを長く維持するためには、風雨や紫外線に強い材料を選ぶ必要があります。

また実際に海の近くに家が建っている場合は、「塩害」も心配です。実はこの塩害、最近は大型の台風が日本列島を縦断する進路が増え、沿岸部だけでなく、海から遠く離れたかなりの内陸部でも被害を聞くようになりました。塩害は外壁の腐食や建物の劣化を進行させてしまいます。

外壁リフォームの際には、「耐久性」と「デザイン性」の両方に優れた外壁材を使うことが肝心ですから、塩害にも強い材料を選ぶようにするといいでしょう。

例えば樹脂サイディングなら、風雨や夏の紫外線はもちろん、塩害にも強く、ひび割れや色あせが発生しにくいため、外壁の色も長く美しく維持できます。

また、樹脂サイディングの横張りタイプは、ラップサイディングと呼ばれる伝統的な重ね張りデザインなので、それを使えばまさにアメリカンな雰囲気に!それもそのはず、樹脂サイディングは北米で多く使われている外壁材で、現在アメリカではサイディング材のシェア率40%、カナダでは60%を占めています。

樹脂サイディングは今ある外壁の上から重ね張りができますので、工事は思うより手軽です。また色や部材のバリエーションもアメリカンな雰囲気の物が揃っていますので、そこにナチュラルな玄関ドアやウッドデッキ、ラティスフェンスなどを組み合わせれば、湘南風スタイルの外観の完成です。

おしゃれな湘南風スタイルの外観の事例、塩害に強く発色が美しい外壁材を使用

それでは湘南風スタイルの外観の家の事例写真をご紹介しましょう。

こちらは外壁をイエロー系の樹脂サイディングで仕上げた事例です。青い空にイエロー系の壁が映え、窓枠や玄関ドア、ガレージの扉の白色が外壁の美しさを際立たせています。ポイントは白いペイント仕上げ風のドアや玄関の周囲の自然素材。まさにアメリカンですね。

こちらの事例の外壁には樹脂サイディングが張られていますので、紫外線劣化や色あせがほとんど無く、塩害にも強いので安心です。

湘南風スタイルの一番のポイントは、ゆったりとした気持ちになれるリゾートな住まいであることですから、デザインに関して言えばあまり堅苦しく考えることはありません。

カリフォルニアの抜けるような青い空をイメージさせるデザインはもちろん、時にはフロリダのどこまでも続く青い海に似合うデザインだったり、ゆったりとした時間の流れを感じさせるカナディアンなスタイルもいいでしょう。外壁もマリンカラーだけでなく、グレーやグリーンも似合います。我が家ならではのリゾート感あふれるスタイルを探してみましょう。

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

青空の下、イエロー系の外壁が美しく映えています。白い窓枠や玄関ドアがまさにアメリカン。
こんな家に毎日帰ることができたら、幸せな気分になれそうです。
写真提供/(株)グローイングホームビルド

白い外壁も青い空や海に美しく映えます。下の事例は外壁に白いラップサイディングを張った様子です。青い空とのコントラストが本当にきれい!白い外壁は、選ぶ壁材によってはのっぺりと見えてしまいがちですが、ラップサイディングなら立体感があるので、シンプルなフォルムの家でも、表情豊かな外観になります。

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

湘南風スタイルの外観はペンキ仕上げのような質感が特徴です。
白いラップサイディングの立体感と塗装した木調の玄関ドアの組み合わせは、まるでリゾート。
写真提供/(株)ヴィーヴル

こちらはまるで海沿いのカフェのようなキュートな外観の事例です。オーニングと呼ばれる日よけは、デザインだけでなく室内の暑さ対策にも効果的ですから、外壁リフォームの際に一緒に取り付けるといいですね。

外壁リフォームで湘南風スタイルを目指す!塩害に強く、空と海の青が似合うラップサイディング

こちらも樹脂サイディング。汚れに強く発色が美しいので、クリーム色を選んでも安心です。
もちろん色褪せもほとんどしないので、長く美しい我が家でいられます。
写真提供/小栗工務店

湘南風スタイルの外観デザインは、アメリカンな雰囲気を持ちながら日本の街並みに似合うオリジナルなスタイルです。外壁リフォームの際に、一緒にウッドデッキを取り付ければ、更に楽しい我が家になります。日本のリゾートスタイルとも言える湘南風の住まいで、毎日を楽しくお過ごしくださいね。

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