外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

外壁リフォームを成功させるためには、見積もりの取り方がとても重要です。まずは見積もりを取る目的を改めて確認しましょう。目先の価格で比較をして損をしてしまったケースもあります。外壁リフォームで後悔しないための、見積もりを取る際の注意点をご紹介します。

外壁リフォームの見積もりを取る目的は?価格だけではない大切なこと

外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

外壁リフォームの見積もりを取る目的は、工事の相場価格や業者の信頼性、そして我が家に必要なリフォーム工事を見極めることにあります。

見積もりとは、工事価格を前もって算出することを言います。しかし見積もりを取る目的は、単に価格を知るためだけではありません。というのも、外壁リフォームは価格以外の部分で満足度が大きく左右されることが多いからです。

例えば、見積もり金額が安くていいと思っても、耐久性が低い壁材を使用したり、必要な工事の手順を省いたりすれば、短期間で再リフォームが必要になり、結局は損をしてしまいます。

逆にちょっと高いと思ったけれど、耐久性が高く長持ちするので結局は安くついた、工事品質やデザインがハイレベルで、アフターサービスもしっかりしていて満足したというケースもあります。

外壁リフォームは使用する壁材や工事方法によって耐久性や価格が異なり、またリフォーム業者によっても標準とする工事レベルやデザイン、工事管理の方法、アフターサービスの内容が異なります。

このようなことは、価格だけでは、なかなか判断ができません。外壁リフォームの見積もりを取る目的は、単に工事の相場価格を知るだけでなく、見積もりを取る作業を通して信頼できるリフォーム会社と出会い、我が家に必要なリフォーム工事を見極めていくことにあるのです。

見積もりの依頼方法。不安な場合は相見積もりを視野に入れて

外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

見積もりの依頼の際には、電話だけでなく実際に会社に行って話を聞くと、様子が分かりやすく安心します。

外壁リフォームの見積もりを依頼する際には、信頼できるリフォーム業者に、希望するリフォームの内容を伝え、見積もりを出して欲しい旨を伝えましょう。

その際は、電話やメールで伝えるだけでなく、実際に会社に行って担当者に直接話を聞くと、会社の様子がよく分かり、判断材料のひとつにいなります。

また、希望のリフォーム工事の実績が豊富にあるか、アフターサービスや保証制度の詳細、工事規模によっては事業者団体への加盟や建設業許可証(500万円以上の工事の場合)の有無もチェックしておきましょう。

リフォーム業者選びに不安がある場合は、複数のリフォーム業者に声を掛けて比較する「相見積もり」を取る方法があります。それぞれの業者に要望を伝えて、見積もりを出してもらい比較検討を行いましょう。

ただし相見積もりは、その業者の信頼性やリフォームの品質レベル、価格の妥当性、アフターサービスなどを見極めるために取るものです。単純な価格の比較や、価格競争をさせるようなことをすると、品質の劣化を招きかねませんので、注意が必要です。

見積もりの依頼時に押さえておきたい注意点。要望は事前にまとめる

外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

見積もりを依頼する際には、事前に家族でしっかり話し合い要望をまとめておきましょう。理想の外観写真などを準備しておくのも、満足するリフォームに近付きやすくなります。

外壁リフォームの見積もりを依頼する際は、こちらの要望をリフォーム業者にしっかりと伝えることが大切です。外壁の耐久性や外観デザインのイメージ、予算、希望する外壁材がある場合はそれを伝えましょう。理想とする家の外観写真があれば、それを準備しておくのもおすすめです。

要望は家族でじっくりと話し合い、事前にまとめておきましょう。見積もり依頼時にスムーズに話を進めることができます。

見積もりを受け取る時の注意点。先々のメンテナンス費用も確認する

外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

外壁リフォームの見積もり書を受け取ったら、1項目ずつ工事内容の詳細を聞きましょう。また先々のメンテナンス費用の確認を忘れずにしておきましょう。

外壁リフォームの見積もりを受け取る際に注意したいのが、同じように伝えたつもりでも、リフォーム業者によって工事内容や範囲が異なっているケースがあることです。

例えば見積もり書に「外壁の腐食部の補修1式」という項目があった場合、どの部分をどの程度補修するのか、その文章からだけでは分かりません。外壁リフォームの工事の見積もりは、基本は平米やメートル単価で算出しますが、それだけでは表現できない工事も少なくないのです。

見積もり書を受け取る際は、郵送やメールで送ってもらうだけでは、判断がつかないことも多いので、必ず詳しい説明を受けるようにしましょう。その際は、現場で指差し確認をしながら、話を聞くと、行き違いが減り、理解がしやすくなります。

またその際には、先々のメンテナンス費用についても忘れずに確認をしておきましょう。その時の工事費用が安くても、短期間で再リフォームが必要になったり、後でメンテナンス費用が高くついたりしてしまえば、結局は損をしてしまいます。

外壁の塗り替えなら高い性能を持った塗料の使用を、カバー工法(今ある外壁材の上から重ね張りする工事方法)でのサイディング工事ならより耐久性が高くデザイン性が高い外壁材の使用をすることで、この先のメンテナンス費用を大きく削減することができ、トータルで見れば得をすることも少なくありません。

外壁はリフォーム工事の中でも価格的に大きなボリュームを占めるものです。住み手のことを先々まで考えた提案をしてくれるかどうかも、信頼できるリフォーム業者を見抜くポイントです。

上手に見積もりを取ることが、外壁リフォーム成功への第一歩です。価格だけにとらわれることなく、リフォーム業者の信頼性や、工事の品質、付帯サービスのレベル、そしてこの先のメンテナンス費用についてもしっかり検討して、外壁リフォームを成功させてくださいね。

コスパのよい外壁リフォームの方法は、下記でも詳しくご紹介しています。ご覧になってみてください。

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2020.01.24

 

著者プロフィール

外壁リフォームの見積もりで後悔!?見積もりを取る際の注意点

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中