外壁リフォームの工事中も快適に暮らせる!やっておきたい小さな気配りと事前準備

外壁リフォームの工事中も快適に暮らせる!やっておきたい小さな気配りと事前準備

ちょっとした配慮で、外壁リフォームの工事中も快適に過ごすことができます。今回は、事前にやっておきたいご近所への配慮と、工事中に安心して日常生活を送るためのコツをご紹介します。

安心してリフォームができる時代、事前の準備で工事中も快適に

外壁リフォームの工事中も快適に暮らせる!やっておきたい小さな気配りと事前準備

外壁リフォームも、今ある外壁の上から重ねて貼ることができるカバー工法なら、以前より手軽にできるようになっています。

住みながらのリフォームというと、日常生活に支障が出そう、毎日の気遣いが大変そう、音やホコリに悩まされそうと感じる方もいらっしゃることでしょう。確かにひと昔前は、まだリフォームの工事手法が確立されていなかったため、工事に手間や時間が掛かることが少なくありませんでした。

しかし現在では、技術が進化し、リフォームしやすいように配慮された設備や建材が数多く生まれています。例えば、昔は2週間も掛かった玄関ドアの交換工事が、現在では数時間で終わるようになりました。

また、大がかりなリフォームになりがちな外壁リフォームでも、工事中にできるだけ快適に暮らせるよう新しい方法が生まれています。

例えば樹脂サイディングなら、今ある外壁の上から重ねて貼ることができるカバー工法を使ってリフォームができます。カバー工法は今ある外壁の撤去が必要ないため、音やホコリが出にくく、さらに工事期間も短くて済むのです。

このような進化により、現在では安心してリフォームができる時代になりましたが、加えて、工事の前にちょっとした準備と配慮をしておくことで、工事中、更に快適に過ごせるようになります。

ポイントは、リフォームを始める前に近隣への配慮をしておくこと、そして日常生活を滞りなく過ごせるよう事前の準備をしておくことです。

工事前のご近所へのあいさつ、そのひと声でお互いが快適に

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あいさつの品は日ごろのお付き合いの程度によっても変わりますが、一般的には日用雑貨品がお勧めです。

リフォーム工事中は、人が絶えず出入りし、工事の音や話し声が聞こえたり、ホコリが立ったりすることが増えます。こうしたことは、ご近所の方にとってはとても気になるもの。知らない間にいきなり工事が始まってしまえばあまり良い気持ちはしないため、些細なことでもイライラして、トラブルの原因になることがあります。

リフォームが始まる前には、ご近所へあいさつ回りをしておくことで、お互いが快適に過ごせます。工事前には、リフォーム会社の担当者が工事説明やあいさつに回ってくれることが多いのですが、住んでいる人からもひと声掛けておくと良いでしょう。

あいさつの範囲は、「向こう3軒両隣+裏の家3軒」が目安ですが、その他にも、工事車両の通行や駐車などで影響を受ける可能性のある家には声を掛けておきましょう。

あいさつの時に持参する手土産は、手ごろな日用雑貨品がお勧めです。ゴミ袋やタオル、ティッシュなど、良く使われる消耗品がいいでしょう。その際に併せて、工事の簡単な内容と、工事が終わるおおよその目安の日程を伝えると安心してもらえます。また何かあったら、リフォーム会社へすぐ連絡をもらえるよう連絡先も伝えておきましょう。

工事車両を停める位置を確認、小さな気配りが快適工事のコツ

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工事車両のせいで、ご近所の車の車庫入れがしにくいといったことが無いよう、確認しておきましょう。

リフォーム工事中には、工事車両の駐車位置によるトラブルが起きないよう、確認しておくことも大切です

工事中は多くの人が出入りし、それぞれが車に乗ってくることもあります。もちろんリフォーム会社でも充分注意をしていて、交通の妨げにならないよう、車の扱いには配慮をしています。しかし、その辺りは子供たちがよく遊んでいる、向かいの家の奥さんの車庫入れのじゃまになりそうと言ったような細かいことまでは、住んでいる人でないと分かりません。

小さなことのようですが、このような配慮をしておくことで、工事中も快適に暮らせます。工事が始まる前にリフォーム会社とよく打合せを行い、ご近所の状況についても伝えておきましょう。

洗濯物の部屋干しスペースがあれば、工事後も快適に暮らせる

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部屋干しスペースを確保しておくと、外壁リフォームの工事中だけでなく、雨や雪の日も快適に洗濯ができます。

外壁リフォームの工事中は、家の周囲に足場を架けるため、洗濯物を表に干すことが難しくなります。工事中も日常生活を快適に送るために、洗濯物の部屋干しスペースを準備しておくと良いでしょう。

その際は、部屋干しユニットを利用すると便利です。部屋干しユニットは、収納式の物干しパイプで、壁面や天井面に取り付けて、使う時だけ引き下ろして洗濯物を干すことができます。

部屋干しスペースがあれば、リフォーム工事が終わった後も、梅雨時や雪の日、さらに生活スタイルの変化で最近増えている「夜洗濯」でも、干し場に困ることが無くなります。イマドキは洗濯物の生乾きの臭いを軽減し、屋内でも気持ち良く乾かしてくれる除湿器がありますので、合わせて利用すると良いでしょう。

小さな配慮と事前準備で、外壁リフォームの工事中も快適にお過ごしくださいね。

 

著者プロフィール

外壁リフォームの工事中も快適に暮らせる!やっておきたい小さな気配りと事前準備

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中