“輸入住宅=高い”の思い込みを覆す家[樹脂サイディング施工事例No.16]

物件データ:北海道 平岡モデルハウス

建物種類 一戸建て
新築・リフォーム 新築
築年数 2020年12月完成
施工方法 2×6工法
施工費用 約2100万円
工期 4カ月
採用した商品 ロイヤルよこ張り(トラディショナル型・ホワイト)

家づくりの経緯

輸入住宅に憧れを持つ人は少なくありませんが、夢を実現する人がいる一方で、諦めてしまう人もいます。セルコホーム札幌南・札幌中央の山口さんは、以前からその違いは何だろうかと考え続けていたと言います。

リサーチを重ねて見えてきたのは、輸入住宅は値段の予想がつきづらいということ。一般の建売住宅ならチラシやネットなどを見れば「これくらい用意すればこんな家が建つ」と想定できますが、輸入住宅は注文住宅がほとんどのため、こだわりを追求すればするほど価格がどんどん高くなります。相場や平均予算といったものがわからないため、自分たちには手が届かないに違いないと諦めてしまう人が少なくないのです。

そこで、セルコホーム札幌南・札幌中央では、輸入住宅の雰囲気はそのままに、多くの人が暮らしやすいと思える間取りを作って規格住宅として発売しました。規格通りのプランなら提示してある販売価格で建てられるし、それをもとに、料金を追加して我が家らしくカスタマイズすることも可能です。

そしてその規格住宅を実際に見たり、暮らしをイメージしたりしてもらえるよう建てたのが、この平岡モデルハウスというわけです。

“輸入住宅=高い”の思い込みを覆す家[樹脂サイディング施工事例No.16]

施工の際にこだわった点

外観は、セルコホームが得意とするアーリーアメリカンスタイル。三角屋根に横張りのラップサイディングとカバードポーチと、北米住宅のセオリーをしっかり踏襲しています。格子窓の両脇につけられた鎧戸やジンジャーブレッド(屋根の妻飾りの一種)が華を添え、近隣の住宅とは一味違った家に仕上がっています。

本来、アーリーアメリカンスタイルはダークカラーの配色でスタイリッシュに仕上げることが多いのですが、このプランではカバードポーチはあえて木の色をそのまま残したり、鎧戸に暖色を配置したりして、やわらかさを足しました。

1階には20帖を超えるLDKと水回り、2階に4部屋の個室を配置し、収納スペースも充実。4人家族でも広々暮らせる間取りで、約2100万円というのは、お子さんがいる若い世代でも手が出せない価格ではありません。

規格プランから間取りや仕様を変更することも可能。ベースとなるものがあると、イメージがわきやすく、具体的な相談が進みます。

モデルハウス来場者の声

モデルハウスに来た人の声で最も多かったのが、「この金額でこんな家が建つとは思っていなかった」というものだそう。セルコホームは地元では輸入住宅の施工店として既によく知られている存在ですが、今回は、今まで “輸入住宅は高い”と思って相談に来なかった層の来場も多かったと言います。さらに、オープン後すぐ何件もの契約が決まりました。

ちなみに規格の外壁は窯業サイディングですが、モデルハウスはその特性上、汚れにくさや耐久性を求められるため、樹脂サイディングに変更しています。モデルハウスと同じ樹脂サイディングで施工するには追加の費用がかかりますが、特に北海道など寒冷地にはメリットがたくさんあることや、セルコホーム札幌南・中央ではこれまで一般住宅にも数多く施工した実績があることなどを説明すると、契約者のほとんどが樹脂サイディングへの変更を希望するそうです。

今回は規格住宅ということで設計料の分が割安になっていますが、それでも本来の価格から大幅に下がっているわけではありません。つまり、輸入住宅だからといってとにかく高いということはないわけです。「輸入住宅をたくさん建てている施工店なら、予算内で希望の住宅を建てる方法を一緒に考えてくれると思います。輸入住宅に憧れがある人は、諦める前にぜひ地元の施工店に相談してみてはいかがでしょうか」(山口さん)

この家を建てたのは

“輸入住宅=高い”の思い込みを覆す家[樹脂サイディング施工事例No.16]

セルコホーム札幌南・札幌中央

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