物件データ:北海道 R様邸
建物種類 | 一戸建て |
新築・リフォーム | 新築 |
築年数 | 2018年1月完成 |
施工方法 | 2×6工法 |
施工費用 | - |
工期 | 4カ月 |
採用した商品 | ロイヤルよこ張り(トラディショナル型・ホワイト) |
家づくりのご要望
この家はもともとセルコホーム札幌南・札幌中央のモデルハウスでした。セルコホームらしい北米住宅の要素をしっかりと盛り込んだコンセプト住宅として建てられたものだったのです。
外観の特徴は、建物前面を覆う大きなカバードポーチですが、「単なるデザインではなく、暮らし方の提案をしたかった」と、セルコホーム札幌南・札幌中央の山口さんは言います。
「室内と外をゆるやかにつなぐこうした間取りなら、リビングにいても光や風を感じることがでるし、そのままちょっと外に出てくつろいでもいい。また、外から来た人とはカバードポーチで対応しますが、親しい人ならそのままリビングに通すこともあるでしょう。軒下に花をかざったり、自転車を置いたり、クリスマスやハロウィンのデコレーションをしたりしてもいいですね。そんな北米流の暮らし方を、大きなカバードポーチで表現しました」
施工の際にこだわった点
こうした住宅は主に、郊外でのびのびと暮らしたいという人に好まれるものです。そこでこのモデルハウスも、ゆったりと庭スペースが確保できる80坪ほどの広い土地に建てました。
横への広がりを意識したデザインを引き立てているのは、横張りのラップサイディングの伸びやかさ。「コーキングの継ぎ目が入る窯業サイディングでは雰囲気が壊れてしまうし、かといって塗り壁ではちょっと重くなりすぎてしまう」と、樹脂サイディングを採用したそうです。
外装だけでなく、間取りや内装も海外の暮らしを体現できる本格仕様に。クロス張りの壁に重厚な家具、大きなキッチンセットなどが備え付けてあります。また、キッチンの奥は家事室兼パントリーを、二階の寝室わきにはウォークインクローゼットを設けました。大容量の収納スペースに生活感が出てしまうものは全部隠してしまえるため、せっかくのこだわりのインテリアを邪魔しません。
カバードポーチを樹脂ではなく木でつくってあるのは、家に自ら手を入れながら暮らす楽しみを味わってほしいという思いからです。脚立に上って手が届く範囲に限って、そのような仕掛けをあえて残しているのだそう。2年に一度ほど、雪が解けた春先に塗り直すと、きれいに保てると言います。
モデルハウス来場者の声
こだわった部分は来場者にもしっかりと伝わり、建物を一目見たとたんに、また一歩屋内に入った瞬間に、ため息を漏らす人も少なくなかったとか。
特に、海外在住経験がある人や海外旅行が好きな方からの評価が高く、実際契約されたのもそういう方が多いとのこと。このモデルハウス自体はその後売却され、現在はR様のお宅になっていますが、R様ご自身も仕事やプライベートでよく海外に行く機会があった方でした。
「その時々の流行りを取り入れた住宅は、年月が経つとどうしても古びた感じがしてしまうけれども、逆にこれくらいクラッシックな家なら、いつまで経っても時代に取り残された印象にならず、自分らしい暮らしが送れる」というのが、R様が購入した理由だそう。今、R様はこのお宅での暮らしをとても満喫されています。
この家を建てたのは
自分らしく、より豊かに暮らしていただくために、住宅先進国・カナダに学んだ高い住宅性能とデザイン性を備えた住まいを、適正価格でお届けしています。お施主様の希望への対応力の高さに定評があり、土地探しから自社大工による施工まで一貫したサービスを提供しています。